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2020.06.05 Friday

リペア ファイル その658

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    ヤマハL−6  /   ネックアイロン矯正・リフレット(オーバーバインディング仕様)・ナット交換・サドル調整

     

    L-6の前期モデルと聞いています。ポジションマークが5Fから始まっていますし(後期は3Fから)バックはパリサンドルの単板でした。トップは蝦夷松。

     

    弦高が高かったうえにフレットの減り/轍(わだち)が限界点を超えていましたので、フレット交換することになりました。ネックが元起き状態でしたので「ネックアイロン矯正」してから交換することに。(そのまま指板を削ってしまうと薄くなってしまうため)

     

    指板アールを確認しながら”台直しカンナ”を使いながらストレートな指板を作ります。

      

    指板にバインディングが巻いてあるので「オーバーバインディング」仕様にするべく、フレット端を一本一本 専用ジグで処理しています。

     

    フレットタング(足の突起)を調節しながら”強度がある”ネックにするためフレットを打ち込んでいます。

      

    平ヤスリでフレットピークを調整します。

     

    半丸ヤスリで再びピーク(頂点)をつけ直し、そのヤスリ傷をペーパーで取っていきます。

      

    ペーパーの番手を上げながら、最終的にバフで磨き上げて完成!

     

    ピックガードは依頼主のオリジナルを貼る予定。

      

    バックはパリサンドル単板。(つまりローウッドのことですね。同じ種族でも産地によって名称が変わったりメーカーの都合で独特な呼び名を付けることも・・・)

     

    ナットも牛骨で新調します(当工房ではフレット交換の中にナット交換もふくまれています)。

      

    yamahaのya ”Y”の字型のヘッドデザイン。

     

    L−6のラベル。

      

    サドルも微調整して弦高が適正に・・・(12Fで1弦2ミリ 6弦2.5ミリ)

     

    真っすぐなネック。

      

    蝦夷松のトップ材は、日本国内でヤマハが発見した優れモノです。檜/ヒノキや松・コウヤマキなど針葉樹の種類が豊富な我が国ですが、洋楽器のトップ材になるような薄くしても剛性が保てる木材がほとんどありませんでした。そんな中、ヤマハは松科トウヒ属のエゾ松をギタートップ材として採用しました。(松科マツ属のアカ松・クロ松とは別もの)

     

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