<< 2018年を振り返って そして新年おめでとう! | main | リペア ファイル その510 >>
2019.01.06 Sunday

リペア ファイル その509

0

    Fender American Vintage ’57モデル / ボディカラー・リフィニッシュ(塗装はがし・再塗装)

     

    フェンダー USA '57モデル(90年製)のボディカラーリングを『オリンピックホワイト』に塗リ直し依頼です。オリンピックホワイトも光線で焼けて黄色未を次第に帯びて来るものですが、初期のカラーをお望みです。

     

    元々はアッシュ材のボディに『Twoトーンサンバースト』でした。白の8点止めワンプライのピックガードが付いています。

      

     

    現在の塗装の上に白を載せていく塗装の方法もあるのですが、”ニトロセルローズラッカー極薄仕上げ”がお望みで、下地まで剥がして木地から再塗装をする方針になりました。(この米国製もラッカー仕上げでした)

     

    木地に”サンディングシーラー”を塗って完全に下地を完成させた後、白を吹き付けます。『オリンピックホワイト』は、市販の白のラッカー塗料に極わずか黄色を交ぜて作ります。黄色の分量を増やして行けば経年変化の焼けたホワイトになって行きます。

      

    白色の上に”クリアーラッカー”を塗って仕上げて行きます、途中で”サンディング”を入れて平滑を出しながら、なるべく薄く仕上げられるようにしています。下地のシーラーでもそうですがサンディングを入れることで目止めし凹凸をなくし、かつ適度な厚さになるようにしないといけません。(今回は、サンディングシーラー5回/白塗装2回/クリアーラッカー4回)

     

    最終的に”ウエットサンディング”で目の細かいペーパーで表面を平らにしてから”バフ磨き”しますが、この工程でクリアーラッカー膜が「抜け」て下の塗膜が出たら、もう一度”クリアーラッカー”からやり直すことになります。気を使う工程です。

      

    ラッカーは、乾燥が進むと痩せていくので下地のペーパー跡が浮き出てくることもあり、途中時間を挟んで"バフ磨き”しています。(また冬場は乾燥が遅いので硬化しにくく、硬い膜にならないと磨いても艶が上がってきません。仕上げ段階で余裕がある方がいい仕上がりになりますね。実際は余裕を持つのが難しいのですが・・・)

     

    磨いた後に組み込みします。ビス穴周辺の塗装を取り除くておくと、ビスを締めたときに塗膜にヒビが入るのを防げます。

      

     

    完成! 依頼主によると’57当時には『オリンピックホワイト』仕様はなく、この仕様は”Fenderカスタムショップ”でしかお目にかかれないとのこと。”通好み”の仕様ということですね。こだわりに納得。

     

    -----------------------------------------------------------------

    お問い合わせ は 9notes@huni.enat.jp または 080-2660-2284 まで

     

    9notes ホームページ


    ブログ「よごれた顔でこんにちは」

    homeで新着情報 ”ほぼ毎日”つぶやいています

    スモークド乾燥処理済み『 ギブソン J-45 ・Remodeling』の販売

    にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
     

     FC2 Blog

     

     

     

    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2019 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recommend
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM