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2015.03.21 Saturday

ヴァイオリンのスモークド乾燥

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    当工房で定期的にスモークされている「宗像悟郎弦楽器工房」さんのヴァイオリン材とコントラバス材を「スモークド乾燥処理」をしました。

    大変杢がいい材です。宗像さんはいつも材料段階で一度、加工・組み立てし白木地段階で一度、計2回「スモークド乾燥」処理をされています。その結果が楽器にも現れているとのこと。2回の「スモーク」が効果的です。

    もちろん、一回でもその効果は出ています。また塗装後でもその効果はてきめんです。燃焼材の木が燃えるときに発生する煙(ガス化された様々な物質)が塗装膜を通してまで木材の細胞まで届き 細胞内のヘミセルロースやリグニンなどを変化させるのですから、煙の効用は不思議といえば不思議です。

    (この効果について「燻煙熱処理技術」を確立させた「(株)野村隆哉研究所」のデータが私にとって新たな参考となりました。http://homepage2.nifty.com/nsdswood/ja/index1.html  燃焼室は1000℃も温度を上げているんだ・・・)

    (また石井幸男さんの「EDS工法」のデータも参考にさせていただいています。http://www.eds-lab.jp/henka.html )


    宗像氏は日本ではめずらしい(彼だけかもしれない)コントラバス製作を中心に据えた製作者です。自身もコントラバス奏者でもあり、この研究を始めたころからの協力者でもあります。最近は読売日本交響楽団の主席コントラバス奏者が彼の楽器を使っています。

    エレキ用のネック材も同時に窯に入れます。

    エレキではネックの質が音作りに多大な影響を与えます。これはリペアでビンテージのギター・ネックを扱った経験上確かです。「スモークド乾燥」処理は有効であると思いますよ。お試しあれ!

    関連ブログ・木材の経年変化の促進
          煙成分の推測
          スモークド乾燥 受注について
          依頼ギターのスモークド乾燥処理
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