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2014.01.13 Monday

アコースティック・ギターの製作 その6

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     アコギ製作 終盤です。
    塗装を終えたら水研します。これが時間が掛かります。焦ってクリアーを剥いてしまったらもう一度クリヤーの吹き直しになってしまいますから、慎重にかつ効率よく仕上げないといけません。



    東京ギターフェスで正田一光さんから、仕上げではペーパーをケチらないことを教えてもらいました。ペーパーにカスが付着したまま研磨を続けると、深い傷が付くことになります。番手を上げる時に下のペーパー跡が確実に消すためには、ペーパーを次々と代えて行くと綺麗な仕上げ面ができるそうです。

    たしかにそうでした。また効率もいいです。よく仕上がったと思って光線ぬ透かして見たら、傷が残っていた、なんてことありますから。確実にペーパー跡を消すことは大事です。

    バフで仕上げてから駒の接着です。(バフもクリヤーが十分乾燥して硬くなってからでないと艶がでないです。またバフの毛の跡も残らないように仕上げるのも難しいです。最後はコンパウンドで布で吹き上げました。)



    そしてフレットすり合せ、サドル製作・ブリッジのピン穴を開け、エンドピンの穴開け、糸巻きを取り付け、いよいよ弦を張ります。その前にナットの溝切り、これがまた焦って深く切りすぎてナットを作り直し、だなんてなりがちですからゲージを作って切りすぎないようにしています。SMDで同じようなジグが売り出されましたな。

    完成です。

    この依頼の最大の特徴であるダブル・サウンド・ホールは、ある信号を打ち消すことを目的としていますが、それはたしかに成功していました。クリヤーな音であるとは言えます。ただ少し響きの厚みも同時に消してしまっているように感じたことは残念でした。

    これを元にしてさらに改良していけばもっとよくなるはずです。素な音源を作りましたので、これに音を加えていけばいいのですから。新しい構造へのチャレンジは「イカロスの翼」です。空を高く飛びたいのです。

    ギター試作機製作でした。

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