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2014.01.04 Saturday

アコースティック・ギター製作 その5

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    新年明けましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いします。当ブログを読んだことにより皆様に少しでも益あれば幸いです。

    アコギ製作続きです。
    ネックを仕込みましたのでフレットを打ち込むため指板調整しています。最近は、アールが付いたブロックでなくストレートブロックを使い指板アールをつけています。昔のやり方に戻したのですが、私にはこっちの方法があってますね。

    ストレートブロックは何本も用意して♯120・♯180・♯240・♯320番のペーパーが貼り付けてあります。ストレートブロックならば手押しカンナ盤を使えば、簡単に作れますからありがたい。アール付きのブロックですと複数台持っていなくて、ペーパーの番手を代えるたびペーパーいちいち交換してましたから、ストレートブロックですと効率がアップします。

    指板アールはアール定規で確認しながら削って行きます。(大まかなアールは平カンナと台直しカンナを使います)


    フレット打ちです。今回はトラスロッドを少し締めてから緩やかな逆ゾリに指板を削ってありますので、1フレットから順に打ち込みました。

    マーチンなどトラスロッドのないネックでは6・7フレットから打ち込んだり、14フレットから打ち込んだりしてフレットタングで逆ゾリになるように打ち込むこともありますが、新作では全体を任意の設定に持ち込み易いですからリペアマンには嬉しい作業です。(リペアは固体に合わせてベストな作業を選択しなくちゃならないから、難儀なんです)


    ネックは着色と目止めを同時を施します。「とのこ」を使った自前のフィラーです。


    塗装に入りました。

    ネックはつや消しなのでマスキングしてボディにクリアーを吹き付けます。オールラッカー仕上げですので、目止め後、下地のサンディングシーラーから何度も塗装することになります。吹きつけと乾燥、サンディングによる平面出しなどの塗装作業は一ヶ月ほど掛かります。

    ウレタンですと下地作りも早くできます。乾燥も硬化剤で時間が読めます。それがラッカーですと天候に左右されるうえ、硬化しないとバフしても艶が上がってきません。

    しかしニトロセルロース・ラッカーに人気は高く、手工品はこれでないとユーザーが納得しない傾向がありますね。極薄ウレタンは厚塗りラッカーより音がいいケースもありますが、ラッカーは時間経過とともに痩せていくので、最終的には薄く仕上がるとも言えます。

    また痩せて剥げていく感じも自然ですので、終生身近に置く楽器としては最適です。ウレタンやポリは割れたり白濁したりするのでヴィンテージしにくいでしょう。ただ、最近はトップラッカーと言って、ウレタンの上にラッカークリアーが乗っかっているのもありますから、見極めるのが難しくなっています。

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