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2013.12.08 Sunday

ローリー・アンダーソンとその夫の死

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     ヴェルヴェット・アンダー・グラウンドのルー・リードの死に関し、その妻ローリー・アンダーソンの言葉が世界を駆け抜けました。


    「ルーは日曜の朝に木立を見つめながら彼のミュージシャンとしての手を宙で動かしながら、太極拳の有名な第21式を行いながら息を引き取りました。」


    その言葉を読みながら、ルーの死を悲しむのと同時に、たぶん多くの人が、その言葉を発した妻ローリー・アンダーソンって誰だ?って思っただろうなぁと想像しました。(または関心も持たなかったか)私にとってローリー・アンダーソンはアイドルでした。彼女がルーと結婚したと知ったときには、good matchと思ったのも、二人とも音楽と美術・両面のアーティストだったのが理由です。


    ご存知のようにルー・リードはポップアートの旗手アンディ・ウォーホールと深く関わり、美術シーンからも重要人物として近代美術に名を刻んだ存在であるとともに、ニューヨークのロック・アーティストとしてロックシーンの重鎮でしたね。


    一方のローリー・アンダーソンは美術家・アートパフーマーとして現代美術シーンで活躍している人物です。


    90年代に名古屋の独立系映画館で彼女のライブパフォーマンス映画を観て、そのセンスに衝撃を受けた私です。音楽として耳に訴え、視覚として演劇的で、コンセプチャル・アートとして美術的で、言葉として文学・詩的で、最新のテクノロジーを身体的に使いそのコンテンポラリー性にノックアウトされたのです。


    (ドイツ人のアーティスト「ヨーゼフ・ボイス」がマイクでコヨーテを絶叫したのと対で私はアート・パフォーマンスシーンに惹かれて行きました)


    ローリーは、抜群に洗練されていました。ニューヨークが現代美術のメッカであったので、ローリーはその最先端の人々を魅了していったと私は推測しています。ルーもその一人であったんじゃないかな?


    そのパフォーマンスに文学界のウイリアム・バロウズや音楽界のピーター・ガブリエムがコラボしていますし、その他に私の記憶が正しければ、ブライアン・イーノやトムトムクラブ。エイドリアン・ブリューのミュージシャンとの関連やビデオ・アーティストのナムジュン・パイクやジョン・ケージとの接触があったはずです。


    アート・パフォーマンスはジャンルの壁を超えますから、多くのアーティストが関わっていたと思うのです。


    その彼女が「愛・地球博」でパフォーマンスすると知ったときには、現代美術シーンから足を洗った私もそそられましたよ。観たさ半分、アンチ万博半分で結局行かずじまいでしたが、このブログの完成度を上げるには行っておいた方が良かったかもしれませんね。


    それはさておき、久々に彼女の名が世界を駆け巡った事実に、一種のノスタルジーを感じるとともに、彼女が再評価されるきっかけになるのでは?と思ったりしています。

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