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2013.07.28 Sunday

「ものつくり」にものもうす

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    よく「ものつくり大国日本」とか「ものつくりを再び」とかのキャッチフレーズを聞くことがあるが、これって何を指しているの?と思ってしまう。


    この「ものつくり」は工業製品およびその現場を意味してると私は解釈しているけれど、ここに「ギターつくり」とか「木工」とかは含まれていないだろう。


    つまり「ものつくり」とは「車つくり」のことだと思う。またその周辺。もしくは「電化製品」の開発・製造のことだろう。


    手でつくる「ものつくり」は時代遅れの代物で、官民が声高に叫ぶ「ものつくり」と別次元の事として語られている。そう解ってしまってから、何言ってんの?って感じてしまう。


    実際「車つくり」は裾野が広く多くの仕事を生んでいる。それによってこの国の経済は左右されるていると言っていいだろう。


    車をつくるには、雛形が必要で、その雛形をつくるには機械がさらに必要で、その雛形の部品も必要だ。それで始めてスタートラインに立てる。そして車一台には無数の部品が必要であるから、その部品をつくる工場が複数なくてはならない。


    その工場の現場での「創意工夫」が品質の高い車を効率よくつくる要(かなめ)となるから、官民上げてお題目のように「ものつくりを大切にしよう」と言うのだ。


    つまりその結果「国際競争力を高めたい」のがその真意であるのであろう。


    そこから逆算してみると、日本人の「創意工夫」する意欲が低下している、と読める。そうなんだよね。仕事への意欲の低下は、生産現場で少し昔から起こっているよ。


    なぜなんだろう。


    先ほど、手でつくる「ものつくり」は論外視されてると書いたけど、ここにヒントがあるんじゃないかと私は思っている。


    工業の発展に伴い、手工から機械化が進んで生産性は抜群によくなった。モノも安く手に入るようになり、暮らしは便利になったと言えるだろう。


    でも「ものをつくる喜び」みたいな人間の原初の感動が置き去りにされたんじゃなかろうか。
    そんなもん効率化の前には前時代の感覚よ、と一蹴されてしまった感があるのだ。


    「ものをつくる喜び」は、小さな幸せかもしれないが、それがあるからこそ「創意工夫」が生まれるのじゃないか、というのが私の結論です。

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