<< リペアファイル その42 | main | からっぽの世界”ジャックスと早川義夫” >>
2013.05.09 Thursday

職人気質

0

     


    創業家の跡取り息子が大学卒業後、数年間 外のメシを食ってから親の会社に戻って来るケースはよくある話ですが、雑誌で読んだ大手家具メーカーの跡継ぎもそれでした。


    金融畑出身だったので、会社の経理を見直し、無駄や経費削減を大胆に慣行したそうです。


    そのうち社内を見回ると、生産現場の職人さんのモチベーションが落ちているのに気づきます。


    効率重視で、職人気質の「こだわり」を許す空気がなくなっていたから なのでしょう。


    そこで若い経営者は、その「こだわり」こそ我社の強みであることを、再認識し、職人とともに新しい企画を立ち上げて行くのでした。


    職人は生きづらい世の中です。生産効率が最優先で、創意工夫する「ゆとり」が失われています。
    いい意味でも悪い意味でも、職人は「お金じゃないぜ」と「いい仕事」に対するプライドがありました。
    (職人の賃金は30年以上変化ありません。)


    しかし、いくらプライド高くとも東南アジアの国々との安さ競争に勝ち目はありませんよね。(世間や経営陣は、プライドだけを職人に押し付けようとしますが、モチベーション維持は不可能で、「効率化」に職人が敗北しているのが現実でしょう。)


    これでは、職人は消え行くばかりです。ここはドイツやフランスのように職人の仕事や身分を、社会的に認知し守っていく国政として、考えてもらう時期に日本も来ていると 感じます。


    スイスの超高級機械式時計が売れているそうです。職人仕事が芸術に昇華しました。デザインもさることながら、職人技術を高めるモチベーションを、国も企業も理解しているから結果が出ているのでしょう。


    伊勢神宮の式年遷宮に全国から腕利きの職人が集まっていると聞きます。その中に志願した若い職人もおおぜい含まれているそうです。


    お金じゃないくて「いい仕事」がしたいと集まる人がいるうちに、次の作を練るべきです。

    ---------------------------------------------------------------------------

    ギター工房9notes HPへどうぞ(岐阜)


    にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
     
     FC2 Blog Ranking
    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recommend
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM